2026年10月02日
「肩や首がこる」
「腕や手がしびれる」
「手に力が入りにくい」
そんな症状がある場合、単なる肩こりではなく、胸郭出口症候群が関係していることがあります。

胸郭出口症候群とは、首から腕へ向かう神経や血管が、首の付け根から胸・肩周辺にある狭い通り道で圧迫されたり、引っ張られたりすることで起こる症状の総称です。
神経や血管が通る場所には、首の筋肉と肋骨の間、鎖骨周辺、胸の筋肉の周辺などがあります。
これらの部分が硬くなったり、姿勢の影響で通り道が狭くなったりすると、神経や血管に負担がかかることがあります。
代表的な症状としては、首・肩・肩甲骨周辺の痛みに加え、腕から手にかけてのしびれやだるさ、手の冷え、握力の低下などが挙げられます。
特に、腕を上げた状態や長時間同じ姿勢を続けたときに症状が強くなることがあります。
原因の一つとして考えられるのが、猫背や巻き肩などの姿勢です。
デスクワークやスマートフォンの使用などで頭が前に出る姿勢が続くと、首や胸周辺の筋肉に負担がかかり、肩周りの動きにも影響することがあります。
また、なで肩の方や、スポーツ・仕事などで腕を頻繁に使う方も注意が必要です。
首や肩のこりだけでなく、腕や手のしびれまで伴う場合は、原因を確認することが大切です。
次回『ただの肩こりじゃない|胸郭出口症候群とは?(2)』では、胸郭出口症候群が疑われる場合のセルフケアや、日常生活で気をつけたいポイントについて紹介します。
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